たとえ十年に一度でもお互いを想うことができれば、私たちの心はずっと繋がったままなんだ

「それが毎晩から数日おきになって、一か月おきになって、とうとうたまに思い出すくらいになるのは、きっと自然なことなんだ。でも、たとえ十年に一度でもお互いを想うことができれば、私たちの心はずっと繋がったままなんだ」

「バタバタしていると、一緒にいない人のことが頭から抜け落ちるのは当たり前でしょ。だけど、何かあったとき…つらいときとか、逆に嬉しいときとか。そのことを話したいと思ったとき、お互いの顔が浮かぶような。根っこで繋がってて、特に何もしなくったって支え合えているような」

『祖母姫、ロンドンへ行く!』 椹野道流 著 より

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